独立直後はコミュニケーションコストをどんどん上げた方が良い

このブログでも何度かキーワードとして出てくる「コミュニケーションコスト」。 ビジネスをしている人なら一度は頭を悩ませる問題ですよね。

一般的に「面倒な人」を指したネガティブな表現で使われることが多いので、「コミュニケーションコストが高い」ことに、良い印象を持っている人はあまりいないと思います。

プライベートならまだしも、ビジネス上では極力近づきたくないなーなんて考えてしまうもの。

ただコミュニケーションコストって、敬遠されがちな要素だからこそ、使い方によっては武器やチャンスになる可能性を秘めています。

特に独立直後のフリーランスの方にとっては有利に働くことが多いので、今日はそんなお話を。

コミュニケーションコストが高い人って?

コミュニケーションコストは読んで字のごとくコミュニケーションにかかるコスト(手間/費用)なので、「あの人(クライアント)コミュニケーションコストが高いよね」なんて時は十中八九、愚痴として使っているはずです。

ビジネス上ではどんな人がコミュニケーションコストが高いのかといえば、以下のような人が該当します。

  • 情報の理解度が低い
  • 質問が多い
  • 目的の無い話が多い
  • 話が長い
  • 連絡は基本電話

どうでしょうか。

「あ、あの人(クライアント)のことだ」って思いましたよね。

そうです、その人です。

コミュニケーションコストが高い人が嫌がられる理由

面倒だ、というのはここまでの内容でも十分伝わると思いますが、もう少し具体的に理由を挙げてみましょう。

コミュニケーションコストが高い人は「すごく能力が高い人」「すごく能力が低い人」の両極端に2分化される傾向が強いのですが、共通して言えるのは「自分本位な人」人が多いことです。

メールで済む内容を毎回電話で連絡してくるとか、話の内容を整理せずに電話をかけられて長話になったりなどなど。

相手の時間を使っているという意識がなく、自分が楽かどうかだけを見てコミュニケーションを取っているため、面倒がられる結果につながります。

(不思議と、殆どの場合本人は気付いていないんですけどね)

コミュニケーションコストが高い人がもたらすのは「時間の損失」ですが、当然ビジネスにおいて時間は人件費という支出を前提にしたものなので、担当者の拘束は、その時間で生み出せていた利益分の損失を意味します。

この理由から「コミュニケーションコストが高い人(会社)」は、嫌がられてしまう訳です。

じゃあなぜ独立直後のフリーランスがコミュニケーションコストを上げた方が良いのか

コミュニケーションコストが高い人(会社)は嫌がられるので、ぼったくり料金を突き付けられたり、受注者側に契約を終了されたりといった目に合っている人が少なくありません。

しかし前述の通り、本人はその理由に気が付いていないので、彼にとって「自分に合う人」を探しています。

そしてその「彼らに合う人」になることこそ、独立直後のフリーランスにオススメしたいアクションです。

独立直後のフリーランスは時間を調整しやすい

「彼らに合う人」になるためのポイントは当然「時間」ですが、独立直後のフリーランスはまだ受注が安定していないので、1クライアントに使える時間が長いと思います。

大事なのは、その時間で彼らからの信頼を買う」ということ。

常々対応を嫌がられている彼らだからこそ、受け入れてくれる相手への信頼も厚くなります。

気に入られると案件を安定受注しやすい

そもそもこのコミュニケーションコストが高い人には、代表者や管理者など決済件を持った人が多いので、一度信頼を獲得できればその後も安定して発注をくれたり、固定契約などの話をしやすかったりするパターンが多いです。

また、話好きな彼らなので、時には本来受けていた範囲を超える分野の相談を受けることもあると思います。

そこで自分の範囲とずれた部分を外注したり、自分自信の領域を広げたりすれば、フリーランスとして経験やスキルの幅を広げることにもつながります。

クライアントの意識は変えられる

IT業界のような専門用語が多い業界では、「クライアントを教育する」という考え方があります。(表現としては傲慢で好きじゃないんですが・・・)

この教育とは、発注者と受注者という関係を続ける中で少しずつ、分かりやすく説明を繰り返すことで、クライアントに知識をつけてもらうことを指しています。

ここまで受注者目線でコミュニケーションコストを見てきましたが、コミュニケーションにかかる時間は当然発注者自身も支払っています。

どうすればより無駄なく、より効果的なコミュニケーションがとれるのかを伝えていければ、初めに信頼関係が築けている分、フリーランスとしての活動が軌道にのった頃には理想的な受発注者の関係ができているはずです。

まとめ:コミュニケーションコストはただ下げれば良いってものじゃない

コミュニケーションコストが高いことは、「時間の損失」という側面を持っていて、僕自身、日々事業の中で模索を続けている部分でもあります。

ただ、どんなビジネスであっても仕事は「人と人の関係」で進めるものなので、良い仕事をする意味でも、本来コミュニケーションは無くてはならない、とても大切なもの。

「コスト」という言葉尻だけを追いかけてしまうと、ただ受発注を消費するだけのお互いに信頼のない淡泊な関係になってしまいますし、そんな関係では良い仕事もできません。

コミュニケーションコストを下げる時は、いかにコミュニケーションを減らすかではなく、どうすれば意味のあるコミュニケーションに集中させられるか、という視点を思い出してもらえればと思います。

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