「取れるところから取る」はぼったくり?そもそも悪いことなのか?

そんなことはありません!

胸を張って取るべきです!

と、いきなり結論から書きましたが、この「取れるところから取る」は都度見積の販売方式を行う会社ではよく耳にするワードだと思います。

逆にパッケージ売りのような業態だと金額も固定されているので、あまり馴染みはないのかな?

言葉尻だけ拾うと「それってぼったくり?」って感じもするんですが、僕は事業として取れるところから取るというのは、ごく自然なことだと考えています。

そこで今日はこの「取れるところから取る」について、もう少し具体的に僕の考えを書いていきます。

「取れるところから取る」の前提

やっぱり日本て「稼ぐ」「儲ける」系が悪みたいに評価されやすい国なので、弱腰な単価設定になってしまっている方も多いんじゃないでしょうか。

この記事では、単価設定で悩んでいる人向けに、誰も不幸にさせない前提で「取れるところから取る」ことの重要性をまとめています。

取りやすい人から取る、といった情弱狩りを指したものではないので、とにかくがっつり稼ぎたいという方はそっとページを閉じてください。

ぼったくりか否かの基準は「価値」を伴っているか。

当然ですが費用の成否を決めるのはクライアントからみて金額分の価値があるかどうか。

クライアントにとって価値に見合う費用より高ければぼったくりと言えるし、低ければむしろお得、ということすらあり得ます。

この価値がポイントで、クライアントの状況によっても費用の正当性は変わります。

たとえば、砂漠で水を売ればペットボトル1万円でも売れるでしょうが、川沿いでそんなもの売っても誰も買いませんよね。

実際、質が低い割に高額、というサービスなども存在していますが、それはそこに何かしら価値を感じて費用を払う人がいるから成り立っているわけです。

このように、価値に納得して支払っているか、それがぼったくりか否かの違いです。

余剰利益があれば更に高い品質が提供できるようになる

余剰利益を獲得することは、

  • 人件費を増やしてサポート時間を拡大
  • クライアントに便利な機能の追加
  • 自社の弱い部分を外注して納品品質を上げる

など、全体のサービス品質向上に繋がります。

サービスの品質が向上すれば、より多くの人に、より価値を提供できるようになる。

これって理想的なビジネスの形だと思うんです。

税金は義務なので、少し間違った例えな気もしますが、所得税などの税金も、稼いでいる人ほど支払い額が多くなっていますよね。

もし仮に国民全員が同額の負担にするとして、高ければ払わない人が増えてしまうし(駄目ですけど)、低ければ予算が足りなくて国の支援や施設が打ち切られる、といったことになるはずです。

まとめ

ここまで紹介してきたような理由から、僕は「取れるところから取る」は正義だと思っています。

実際に、同じようなWEB制作ボリュームであっても、クライアントによっては費用を高めにもらっている場合もあります。

難しいなと思うのは、高い費用を払ってくれるクライアントでも当然安いなら安い方が喜ぶので、継続発注をくれたりすると、結局少しずつ通常の見積に近づけてしまうこと。

ただ通常の見積時点で利益は含ませるものだし、関係が続けばそれだけ利益総額も上がるので、こんな感じで良いのかな、とも思っています。

僕自身、どんなクライアントでも必要最低限の費用だけもらう、正直な事業運営をしていた時代もありますが、今の方針に変えてから事業の成長スピードは明らかに早くなりました。

当時のまま続けていたら今よりずっと提供できる価値も低いままだったと思うし、目の前の案件獲得に必死でむしろ価値を下げてしまっていたかもしれません。

人によって意見が分かれそうな考え方だと思いますが、単価設定で悩んだ時は、一律料金アップ以外の選択肢として検討してみてください。

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