先日SUPER NATURALのseason1-2の感想記事に続き、Netflixでseason3-4も見終えたのでこちらも感想をまとめていきます。
この記事はネタバレを含むので、まだ観ていない方はブラウザバック推奨です。
SUPER NATULALの概要などはseason1-2の感想記事で紹介しているので、そちらをご覧ください。
この記事はseason1-2同様、シーンやあらすじ紹介ではなく完全な感想文です。
目次
SUPER NATURAL season3の感想
season3の死と契約、悪魔との闘いを主軸として展開していて、season2の最後で開いた『地獄の門』から出てきた悪魔たちとの闘いが多く描かれます。
season3は要素が非常に多かったのですが、
- サムの死
- それを帳消しにするためにディーンが悪魔と契約、寿命が1年に
- 悪魔を殺せるナイフ
- そのナイフでサム(とディーン)を助ける悪魔ルビーの登場
が大きなポイントだと思います。
特にサムの死とそれに伴うディーンの契約に関わる描写が多く、season2まで多用していたサムの超能力は「黄色い目の悪魔が死んでから使えない」ということでなりを潜めています。
悪魔を殺せるナイフはseason2で登場以来大活躍だったコルトのナイフ版といった印象で、多紛れもないし、これ1本あれば何でも行けるんじゃないのかってくらい便利アイテム。
ただ、それを持っている悪魔ルビーは神出鬼没な上、サムを助けたがる理由もまだ分からないので、当然サムもディーンは信用せず、近からず遠からずな関係性。
個人的に、魔術道具を富裕層に販売する女商人ベラとして、「ウォーキング・デッド」のマギーが出てきたのが嬉しかったですね。ジョン(イーガン)に引き続き2人目発見。初登場では黒髪のウィッグをつけていたので「似てるけど・・・ん?」となっていましたが、ウィッグを取ったら完全にグレンの妻でした。グレン帰ってきて。
と、話をSUPER NATURALに戻します。
season3最終回付近ではディーンの契約を握る悪魔との対決でしたが、ディーンがさくっと死んでしまったり、サムに悪魔の使う攻撃への免疫があったり、展開が読めなかったので目が離せず食い入るように見てしまいました。
(そう言えばseason2で描かれたサム以外の超能力者たちは殆ど出てこなかったような?)
SUPER NATURAL season4の感想
season4は天使カスティエルに地獄から救われたディーンが復活するシーンからスタート。
season3の最後でエグ目の地獄描写があったので、ディーンが映った時は地獄の世界観なのかと思いましたが地上(地中の棺桶)でした。残念。
ここに来て天使が出てくるとは思わず驚きましたが、カスティエルの「入れ物」である男性は汚いながらなんとなく品のある印象で天使感があります。
ただ、ディーンがいない間にサムがルビーと協力して狩りをしていたこと、ディーンが嫌がっていた超能力を使い倒していたことは寂しかったですね。
サムの超能力が悪魔の血によるものだということはこれまでに描かれているので、season2で黄色い目の悪魔が言っていた「生き返ったサムが完全に元のままだと思うか?」というセリフがじわじわ効いてきます。
season3で登場したベラはこのseasonでも引き続き登場し、兄弟からコルトを盗んだり、利益欲しさで宿敵を差し向けたり、反対に利益のために協力してきたり。
なんだかルパン3世の不二子ちゃんみたいな感じでした。
season後半では天使に付いたディーンと悪魔になりつつあるサムのすれ違いがどんどん広がってしまいます。
しかしディーン。。ディーン辛すぎませんかね。。家族への愛情が報われないことが多すぎて、本当に辛くなりました。
最終話ではディーンを無視したサムがルビーの思惑にはまり、ルシファーを解放してしまいます。
ことが済んでからルビーはディーンが殺しましたが、救いの無い、辛いseasonでした。
ここまでのSUPER NATURALへの雑感とseason5に向けての期待
ここまでを振り返ると、SUPER NATURALは1話完結の話が多いですが、seasonごとの軸がはっきりしていて、各話の細部に大局に関わる描写が散らしてあります。
おかげで、オムニバス形式の中でも大きなストーリーの流れを感じられるので、本当に見応えのある作品だと思います。
今後は天使の介入が更に増えていくと思うので、悪魔や天使といった壮大な相手と兄弟がどう対峙していくのか、楽しみに期待しています!
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