SUPER NATURALの感想シリーズもいよいよseason5となりました。Netflixで見れるのは執筆時点でseason5までなので、次のseason移行は別の配信サービスで追っていきたいと思います。
この記事はネタバレを含むので、まだ観ていない方はブラウザバック推奨です。
また、過去のseasonの感想やSUPER NATULALの概要などはこちらをご覧ください。
SUPER NATURAL season5の感想
season4の最後、暴走したサムがルシファーを解放してしまった後の世界を描く今season。
地獄で拷問をしてきたディーン、ルシファーを解放してしまったサム。
穏やか(?)な狩を行いながらも、狩の目的がこれまでと違い「贖罪」に変わってしまっているのが辛い。
当初は意外と終末観がないことに不気味さを感じる2人でしたが、ミカエルの剣を探す中で全seasonでも苦しめられた天使ザカリアとの遭遇時、そこでキャスティエルが最登場します。
キャスティエルは大天使に殺されたっぽい演出で前seasonを終えていたので、また姿を見れて良かった。キャスティエルみたいな疲れ感出したい。
キャスティエルとの合流を経て、ストーリーの主軸が天使と(堕天使ルシファー率いる)悪魔の最終戦争+傍観者の神、というさらに意味の分からないところに向かいます。
前述ザカリアと対峙した場面でディーンは自分自身が大天使ミカエルの剣であること、剣とは天使の入れ物の比喩であったことを知るのですが、その後サムがルシファーの入れ物だと発覚。
つまるところ、最終戦争はサムとディーンそれぞれが入れ物となることが前提になっているというあまりにもな展開でした。
途中サムとディーンに腹違いの弟アダムがいることが分かり、結果ウソでしたがその弟がディーンの代わりにミカエルの入れ物候補となるなど、状況もどんどん複雑に。
(というか悪魔より天使の方が嘘多くないか。。?)
また、意外な味方(かもしれない奴)が現れるのがこのseasonの特徴だと思います。
恐らくファンが多いであろう悪魔トリックスターもその1人で、このseasonでその正体が天使ガブリエル、しかもミカエルやルシファーの兄弟であったことには驚きました。
以前からサムが「こんなことが出来るのは神かトリックスターだけ」と言っていましたが、神の息子であるトリックスターだから出来てたことなのか、と納得。
ちなみにこの天使3兄弟を並べると、
- 長男:ミカエル(剣)
- 次男:ルシファー(堕天使)
- 三男:ガブリエル(悪魔トリックスター)
とこれも中々悲惨な兄弟ですね。。
少し話が逸れましたが、このトリックスター改めガブリエルは今seasonでも何度か登場するんですが、途中ディーンに「問題は家族から逃げた自分の弱さだ」と指摘されます。
家族のために身を粉にしてきたディーンだからこそ言えるセリフですよね。
その後season後半では、異なる宗教の神々が集う会では身元を隠し別の崇拝対象ロキとして、ガブリエルが再登場。
そこに現れたルシファーから彼女(インドの神カリ)とサム、ディーンを助けるためにガブリエルが身を張って「俺は人間の味方」と断言して戦い、そして殺された時はとても悲しかった。
ガブリエル、というかトリックスターってこれまでのseasonでもサムとディーンに対してはちょっかいを出しているだけのような、どこか憎めないキャラでした。
なので今回も指を鳴らして、死んだフリでした!って展開を願ったのですが、倒れたガブリエルの背中に広がる黒い翼を見た時は本当に落ち込みました。
そんなガブリエルから遺言で、ルシファーを牢獄に戻す方法を知ったサムとディーンは四騎士との闘いを経て牢獄の鍵を手に入れます。
作戦通りにはいかず、サムがルシファーにとり込まれてしまった時はボビーでさえ諦めムードに。
しかし、アダムに入ったミカエルとサムに入ったルシファーの最終決戦に乗り込んだディーンの度胸とサムの踏ん張りで何とかルシファー(とおまけにミカエル)を牢獄に押し込み、人類の平和が守られ、seasonを終えました。
ここまでのSUPER NATURALへの雑感とseason6に向けての期待
season5は中身の濃いシーズンで、これまでと比べて感想も長くなってしまいました。
リアルタイム視聴じゃないのでよく分からないんですが、season5の最後はもう完結するのかな?感じるほど力の入った演出・構成でとても見応えがありました。
初めから考えると、親の仇探しから始まった旅が、天使や悪魔を巻き込んだ世界規模の話にまでスケールアップしていたので、一旦リセットする意味合いもあったのかな。
そういえば神は最後まで現れなかったので、season6ではお目見えできるといいなぁ。。
season6以降はアマプラで観れるみたいなので、一旦Netflixでほかの作品を観あさってから追いかけたいと思います。
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